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32bit整数によるネイティブ録音ではありませんでした

Beagle Kick ファンの皆様へ

いつもBeagle Kickを応援いただきありがとうございます。
プロデューサーの橋爪徹です。

今回、私たちが行ったSUMMER VIBE制作プロジェクトにおいて、
「32bit整数のアナログデジタル変換、および32ビット整数のデジタル伝送、かつ32bit整数のままデジタル録音」という前提が誤りであったことが判明しました。

誠に申し訳ありません。
誤った告知で作品を頒布したことを深くお詫びいたします。

この誤りは、ステレオサウンドオンラインの記事が掲載され、関係各所への閲覧が行われたことで発覚しました。
詳細は、同記事や本Blog内の修正記事をご覧いただければ幸いです。
(徹底的に詳細に踏み込んでいます。ぜひ両方をご一読ください)

(私の知る限り)WEBや雑誌含め、これまであらゆる媒体の記事がこの事実にノータッチでした。
私たちも32ビット整数によるネイティブ録音が出来ていることを信じて疑いませんでした。
しかし、それは単なる早とちりであり、既出の情報を信じたことによる誤解だったのです。

私は、ソフト開発元や機器販売元に度重なる取材を重ね、事実を明確にしました。
それは、現在のところ32bit整数録音はネイティブでは不可能という衝撃の内容でした。

Beagle Kickのファンの方は、私たちの音楽が好きで買ってくれる方がほとんどだと思います。
しかし、中にはハイレゾであること、ハイレゾにこだわっていることに価値を感じている方もいるでしょう。
本当に嬉しいことであり、期待に応えられる作品を作りたいと常に思っています。

しかし、今回の事実が発覚したことで、その期待を裏切ってしまった責任を感じています。
重ねて心よりお詫びを申し上げます。

ただ、少しの弁解をさせていただくと、ステレオサウンドオンラインで書いた音質への評価は嘘や誇張の無い本心です。
原稿を修正するにあたり、一切の迷いはありませんでした。
科学的な根拠は説明できませんが、リアルタイム変換による32ビット整数録音は確かな音質的価値を持つのです。

今後はハイレゾ音楽制作ユニットとして、事実の確認には細心の注意を払い、
みなさんをアッと思わせるユニークでぶっ飛んだ企画に挑戦して行きたいと思います。

今回ガッカリさせてしまった方には、本当に申し訳なくお詫びのしようもありません。
この失態はより良い音楽を作っていくことで挽回していく所存です。

どうか、これからもBeagle Kickをよろしくお願いいたします。


プロデューサー 橋爪徹

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コミケ92 大盛況の内に終了!大感謝、超感激!

コミケ92、一日目。
皆様お疲れさまでした~~!
あいにくの天気でしたが、とても涼しかったですよね。

僕らはこれまでM3とAPOLLOのみ参加してきましたが、ついにコミケにも初参加しましたよ。

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M3と違い”常在戦場”であるコミケは決して甘くない。
きっと厳しい結果で終わり、二人で涙を呑むだろうと覚悟していました。
言ってみれば、今回限りの「1回はやってみよう」という冒険心。

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ところがどっこい!
結果は、驚きの大盛況!

新譜……

完売!

旧譜……

飛ぶように売れていく!


参加者の皆さんとの対話も頻繁に生まれ、総じて楽しい一日になりました。

これでBeagle Kickを知ってくれた皆さん、ぜひこれからも私たちをチェックしてみて下さい。
ハイレゾと高音質にこだわりながら、生演奏を積極的に取り入れ、他では聴けないような音楽を発表していきます。

コミケ参加が予想を遙かに超えて好調だったことを受けまして、
和田と今後の展開を話し合ったところ、「夏なら出てもいいかな」という方向でまとまりました。
新譜は難しいかもしれませんが、次回も申し込んでみようと思います。


そして!!
もう一つご報告があります。

オーディオビジュアル系ニュースサイト、
ステレオサウンドオンラインにてBeagle Kickの特集記事がアップされました!
もうチェックされていますか?

DSC01976.jpg 
こんな風にブースに置いて閲覧できるようにしてましたw

今回の新作に合わせて編集さんにレコーディングを取材していただき、私のコメントも添えてコミケの前日に公開されました。
収録風景含めて、非常に読み応えのある長編記事となっております。
ぜひ、読んでみて下さいね!

・同人音楽初の768kHz/32bit超ハイレゾレコーディング・プロジェクトに密着。作られたのは生演奏より生々しい驚愕のサウンド


【768kHz/32bit整数の再生に対応したUSB-DAC】
Chord Electronics 「Mojo」
iFI-Audio「micro iDSD BL」もしくは「micro iDSD 」
OPPO USB DAC「Sonica DAC」
RME 「ADI-2 Pro」
SONY 「TA-ZH1ES」
SMSL 「M9」
SOULNOTE 「D-1」
CHORD「DAVE」
(2017/8現在)

コミケ92新譜、試聴公開 & 収録レポート チラ見せ!

【お詫びと訂正】 8/28
記事の内容に一部誤りがありましたので、修正いたしました。
お詫びして訂正いたします。


去る7/24。Beagle Kickの新曲レコーディングが行われました。

SoundCloud Widget
総勢5人のミュージシャンに和田と橋爪。
そしてメディアの記者さんも入った現場は緊張と高揚に包まれていました。
それもそのはず。
本企画は、ランティスを除いて楽曲発表としてはまだ誰も後に続いてない(と思われる)極めて希少なフォーマットを用いた一発録音だったからです。

DSC02868.jpg   DSC02873.jpg 

DSC02871.jpg


DSC02875.jpg  DSC02876.jpg 

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楽器は、トランペット、カホン、エレキギター、アコースティックベース、エレクトリックピアノ。
コントロールルームには全員入りきらず、ベースのみレコーディングブースに移動して一発録りを行いました。


DSC02890.jpg 

こちらが録音システム。
ノートPCと世界唯一の対応オーディオインターフェースADI-2 Proを使用してのシンプルな2ch(2mix)録音です。
ADI-2 ProはADCチップ(AK5574)としては32bit対応ですが、Macでは標準のCore Audioで動作するため32bit浮動小数点数(実質bitレンジは24bit)でしか伝送できません。
よって録音するソフトウェア「Sound it! 8 for ADI-2 Pro」が32bit整数にリアルタイム変換を行います。
またADI-2 Proだからこそ可能となった768kHzによる録音は、(再生出来る機材が少ないとは言え)とても画期的だと思っています。

なお、今回はMacでしたがWinの場合を少し説明しましょう。
Winでは、ADCチップで32ビット整数で変換されたデジタル信号をハード側で25~32bit部分をカットするそうです。(ノイズばっかりだから、ハード側でトランケートするそうです…)
結果、USBを介して伝送されてくる信号は実質24bitになり、「Sound it! 8 for ADI-2 Pro」で32bitにリアルタイム変換するのは変わりません。

再生については、Macは前述の制限により独自ドライバでも使わない限り32bit整数のネイティブ再生は無理。
Winであれば、ASIOは32bitをネイティブで伝送出来るためDACさえ対応していればネイティブ再生出来ます。

Beagle Kickとしては、今後32bit ADCを搭載したオーディオインターフェースにおいて、一切のビット操作を行わずネイティブでASIO伝送できる機器の登場に期待したいところです。
WindowsならSound it! 側で32bit整数を選ぶことで、データ変換なくそのまま録音できるとの回答がソフト開発元から得られています。
まだまだ発展途上の32bit整数録音。
今後の動きを注視していきたいですね。


DSC02889.jpg 

DSC02880.jpg 
フォーマットは間違いなく768kHz/32bit整数です。
32bit-floatではありません。

ADI-2 Proは2ch入力です。マルチトラックでレコーディングできませんから、マイクアンプを通った信号は、SSLのアナログコンソールを核としてリアルタイムミックスされます。
アナログアウトボードによるCompやEQをフル活用し、Protoolsによる192kHzに対応したリバーブをアナログ段でミックス(センド&リターン)。
ライブ感を極限まで残した2mixを超ハイレートのPCMに収めました。

レコーディングの詳細は、後日某サイトで掲載予定です。
アップは夏コミの直前になる見込みです。
橋爪のTwitterかこのBlogをぜひマメにチェックしてみて下さい。

さて、気になるスペースは……

金曜日 東地区 "ふ" ブロック 29b
2017/8/11 東京ビックサイトにて開催
東8ホールに我々はおります!

【注意】
基本的にBeagle Kickはハイレゾ版の物理メディアによる頒布は行いません。
しかし、今回は実験を兼ねた特別な音源になるため、DVD-Rによる頒布を行うことにしました。

これまでの作品のハイレゾ配信はこちら
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OTOTOYにて特集記事(インタビュー)がアップされました!
制作秘話はもちろん、ユニット結成の経緯、音へのこだわり、音楽への向き合い方など縦横に語っています。
Beagle Kickへの理解がもっと深まり、新たな魅力に気付くかも!?

同人音楽だからこそできる“ハイレゾ音楽制作ユニット”Beagle Kickーー自作スタジオで訊いた、自由な音楽性そしてハイレゾにかける想い


DLsite.com(同人作品配信サイト)
(FLAC版)
EVERYTIME  ROUTE357  BRAND NEW KEYS  Your Time  Tick Tock  SAILING  うたかた

同人音楽の森(同人音楽作品配信サイト)
(FLAC版)
BRAND NEW KEYS

OTOTOY(高音質音楽配信サイト)
http://ototoy.jp/them/index.php/ARTIST/87203
(WAV・FLAC・ALAC版)
BRAND NEW KEYS発売記念特集記事 インタビュー記事
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ホームページが出来ました
ぜひ見にいってみてください!
http://dimension-cruise.jp/beaglekick/
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Beagle Kickの中の人

Author:Beagle Kickの中の人

オリジナル音楽制作サークル「ビーグルキック」です。
作曲家:和田貴史とオーディオライター・音響:橋爪徹が中の人です。
CDを超える高解像度の音楽データ=ハイレゾ音源による制作・配信もしています。
ジャンルはインストがメインとなります。いわゆる同人音楽です。
ご連絡は公式サイトの右上、CONTACTフォームよりお願いします。
アイコン・ロゴデザイン:藤宮藍






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